novelist:きた宗介+AI
雅彦は地方の大学をこの春に卒業予定である。就職活動のために都内に住む叔母、由美の家にしばらくの間居候することになった。以前から、彼はひそかに彼女に心を寄せていたのである。
「ようこそ。何年ぶりかしら。。。すごく大きくなったのね」
由美は微笑んで言った。雅彦は、由美との再会を、まるで運命的なものでもあるかのように感じていた。7年ぶりに再会した叔母の磨きのかかった美貌に圧倒され、うろたえてもいた。それは、由美のブラウスの大胆な胸ぐりから深い胸の谷間が覗けて見えたからでもあった。35歳になる叔母のその官能的な容姿はますます魅力的に思えて、雅彦は思わず唾を飲み込んだ。
第1章 淫欲の秘図
1 叔母の秘密
「叔母さん、食事の準備を手伝うよ」
雅彦はキッチンで食事の準備をしながら由美と話をする。夫の事業が活況で、ゆとりのある生活を謳歌している由美は、就活学生である自分よりも若々しく、奔放そうで羨ましく思えた。居候の身も幾日かが過ぎてだいぶ打ちとけてはきたが、二人はただ当たり障りのない話を続けるだけであり、それ以上親密な雰囲気になることはなかった。
雅彦は就活を始めた。面接の帰り道、偶然由美を見かけた雅彦は、彼女が見知らぬ男と腕を組んで歩いているのを目撃した。ショックだった。
「叔母さん。あの男の人誰?」
雅彦はたまらず問い詰めてしまった。彼女は一瞬驚いて、
「あら、見てたの…」
そして、彼女はその男は由美が長い間関係している愛人であることを告げたのだった。雅彦は悶々とした夜を過ごした。それは嫉妬だろうか、あるいは悔しさだったのか、自身にも分からなかった。
数日後、由美は夫の出張の日、外出したまま夜になっても帰ってこなかった。雅彦はまんじりともせず朝を迎えた。
「叔母さん、」雅彦は由美に言う。
「今日、朝帰りしてたよね」
由美は意味ありげに笑って頷くだけだった。そして雅彦に近づいてくると囁くのだった。
「わたし、あなたのことも好きよ」
雅彦は突然がむしゃらに抱きついた。彼女はなだめるように受け入れ、二人は抱擁を交わして立っていた。雅彦は由美の胸の膨らみを衣越しではあるが感じて高揚していた。痛いほどに屹立する自身のペニスに叔母が気づくのではと、戸惑ってもいた。どのくらい時間が経っただろうか、彼女は雅彦の手を取り寝室へ向かった。
「由美さん、俺……」
雅彦は急に言葉が出なくなった。由美は雅彦とベッドになだれこむように横たわり、躰を重ねた。唇を合わせ、舌を絡め、雅彦は由美のブラウスのボタンをはずして豊かな乳房にむしゃぶりつくように顔を埋める。由美が雅彦の頭を撫ぜて言う。
「ああ、だめよ、やさしくね」
雅彦は叔母のその部分に指で触れて濡れているのを確認する。そしてズボンを脱いで怒張したペニスを露出すると、それを彼女の股間へ押し付けた。彼女が自分のペニスをしごいていることに驚きながらも快感が高まり、そのまま激しく腰を動かすとたちまち吐精してしまった。由美は躰を起こした。
「若いのね、雅彦さんて……」
雅彦は羞恥と快感で思わず両手で顔を覆った。彼女はティッシュで彼の精を拭った。
* * * * *
「叔母さん、今夜もいい?」
翌朝、雅彦は彼女に迫るように言った。彼女は微笑し静かに返した。
「だめよ」
そしてキッチンに向かいながら言う。
「だめ、いけないことだわ。わかって…」
2週間後、雅彦が帰宅すると由美の部屋から声が漏れ聞こえている。(関根と会っているのだ。。。)直感した雅彦はベランダに回り込み、情事を覗き見た。ふたりの大胆な性愛の行為を目撃し戦慄するのであった。
2 禁断の愛欲
「ねえ、雅彦さん……私の部屋に来て」
由美が誘うように囁いた。唐突な彼女の言葉に、雅彦は戸惑いながらも言う。
「え?いいのですか?」
ふたりは由美の部屋に来ている。一昨日は関根と情を交わしていた部屋だ…彼女はおもむろに服を脱ぎブラジャーを外すと豊かな乳房がこぼれ出た。乳首は尖っているように見えた。続いてスカートを脱ぐとパンストを下ろす。由美は全裸になった。
「雅彦さん、素敵ね……」
雅彦のペニスは怒張していた。由美はその部分に目をやったがすぐに目を逸した。彼は彼女の裸体に興奮して、抱きついた。二人はベッドに倒れ込んだ。由美が覆い被さった。そして唇を合わせ舌を絡める濃厚なキスをした後、お互いの乳房を愛撫しあう。雅彦は歓喜の声をあげていた。由美はそれを聞きながら微笑んでいたが、次第に情欲が昂り裸身を震わせ、彼のペニスを口に含み舌を亀頭に這わせた。雅彦は興奮し、身悶えた。由美が口を離すと唾液でテラテラに濡れて屹立したペニスがあった。由美はそれを手でしごき始めた。雅彦は喘いだ。由美の躰に手を伸ばし掴もうとした。
「だめよ、やさしくね」
由美はそう言いながらも愛撫をやめなかった。やがて雅彦のペニスから勢いよく精が放たれたのだった……が、彼の欲望は終わらなかった。若い肉棒はたちまち元気を取り戻しイキリ勃つのだった。
雅彦は由美の股間の小さな突起に舌を這わせた。さらにその下にある濃いピンクの花びらを撫ぜた。
「ああ、そこはだめよ……」
由美は拒みながらも愛撫され快感が全身を駆け巡った。いつしか息が荒くなっていた……。
雅彦は一昨日の由美と関根の痴態が脳裏をかすめたが、慌てて払拭した。由美をうつ伏せにして、張りのある尻を優しく持ち上げ背後からアヌスもヴァギナも口舌唇で突いて、しゃぶった。指は淫裂を撫ぜさすり、熱い肉壁へ出し入れしていた。由美は快楽の声をあげて身悶えた。彼女の秘部は濡れそぼち、ベッドのシーツにも滴り落ちるほどだった。
雅彦の怒張したペニスが由美に挿入され、ふたりは快楽を貪った。雅彦は由美のしなやかな裸身に我を忘れ夢中になり激しく突いた。由美は彼の動きに呼応するように応え、腰を振りのけ反り悦楽に浸るのだった。雅彦は由美の膣奥をめがけるように突いた。由美の情夫関根に挑戦するかのように激しい勢いだった。二人の昂りは頂点に達し、由美は断末魔のごとき呻きを発した。
「雅彦さん…もう許して… いくうっー」
「あぁ、由美さん…ボクもだっ!」
彼は二度目の絶頂を迎えると、呻きながら精の奔流を勢いよく彼女の体内にそそぎ込んだ。そしてして由美の躰の上に崩れ落ちた……
3 隠された欲望
「叔母さん、今夜も部屋に行っていい?」
雅彦は遠慮がちに言った。
「わたしがあなたのお部屋に行くわ…」
彼女は夫が寝静まると雅彦の部屋に忍んで入ってきた。後ろ手でそっとドアを締め、立ったまま抱き合った。寝巻の下には何も着けていないのがわかり雅彦は欲情した。
やがて彼女の豊かな乳房を揉みしだき、その先端の乳首を吸い舌で転がした。彼女の乳首は勃起して硬くなった。雅彦は我慢できず手を股間に伸ばし、割れ目をなぞった。
「あぁ……だめ……」
由美は悶えた。彼女の女陰からは蜜液が溢れ出て雅彦の手を湿らせた。むせかえるような女の芳香が辺りに広がった。欲情たぎるふたりの興奮は頂点に達し、雅彦は彼女のヴァギナに指淫し、割れ目に沿って上下した。
「雅彦さん……いいわ……」
由美の股間に顔を埋め陰毛を搔きわけると女性器を舌で攻めた。そして淫裂を唇でなぞり貪った。やがて雅彦の舌は愛液にまみれた膣穴へ侵入していった……とその時ー 突然ドアの外で足音がし部屋のドアがノックされた。ふたりは凍りついた。
(だめ……)
由美が小声で囁き、雅彦は行為を中断せざるをえなかった。由美は彼の股間の屹立したペニスを寝巻で隠すようにするとドアを開けた。
「ああ、きみはここにいたのか」
由美の夫ー内藤和彦ーが入ってきたのだ。彼はドアを閉め照明をつけた。夫に逢瀬を感づかれてしまったのかもしれないのに、由美は狼狽しているようには見えなかった。冷静を装っているのだろうか。雅彦はバツが悪くてベッドに潜り込んだ。
「何かご用?」由美が訊ねた。
「いや、特にないよ。仕事中は遅くまで働いていて話す時間もないし、最近きみはいつも早く寝室へ行ってしまうから…」
内藤は雅彦のいるベッドに腰かけた。彼は落ち着いていて包容力があるように見えた。しかし妻の由美には強い執着心を持っていることを雅彦は感じ取っていた。彼は由美を自分の所有物として捉えている感があるのだった。
じつは、内藤は、雅彦には計り知れない陰鬱な性癖の持ち主でもあった。妻が関根と不倫をしていることを承知しているのだ。いやむしろ、大学の後輩である関根を由美に充てがった、という方が当を得ている。関根との情事を由美に報告させ、時には覗き見して悦に入る、常人には理解がたい願望があるのだ。
今夜の内藤は妻が若い雅彦と抱き合い、その快楽に悶える様を覗き見ていたのだろう。あるいは盗撮カメラを仕掛けてあるのかもしれない。由美はそんな夫の嗜好には無関心を装いながらも、彼に強要され関根との情事を逐一報告させられることに嫌悪を抱きつつも逆らうことはできないのだった。
しかし、何故か雅彦との情事は夫に見られたくはなかった。彼女は夫とともに部屋を出ていった。雅彦はいたたまれない気持ちだった。そして彼女の柔らかい唇や豊かな乳房の感触、それに熱くたぎる蜜壺の迷宮が脳裏から離れなかった……
つづく ⏬
> {『第2章 情欲の閨房 』
> {『第3章 愛欲の邪淫 』
登場人物
雅彦 : 現在就職活動中の地方の大学4年生。22歳。卒業後は東京での就職希望。叔母、由美に密かに恋情を持っている。就職活動で由美の家に居候をする。
由美 : 雅彦の叔母。35歳。 東京に事業家の夫と住んでいる。 美貌で容姿端麗。関根という不輪相手と逢瀬を重ねている。雅彦のことにも関心を寄せている。夫との性生活には謎がある。
内藤 : 由美の夫。47歳の事業家 東京の山の手にある邸宅に住んでいる。
関根 : 由美の不倫相手。42歳の会社員。内藤の大学の後輩。
なみ : 関根の夫人。37歳。和服の似合う慎ましやかな美人。